Tech Sheets

Dockerで、データボリュームコンテナを作る

最終更新日:2022-05-09

ホスト側のフォルダをコンテナにマウントするを使うと、コンテナとホスト側でデータのやりとりができました。ここではデータを保存するためのコンテナを作ってみます。

データの保存を目的とするコンテナをデータボリュームコンテナ と呼びます。データボリュームコンテナも一応OSイメージが必要となるので、多くの場合はbusyboxというイメージが使用されます。

busyboxをpullする

まずbusyboxをpullします。

$ docker pull busybox

コンテナを作る

データボリュームコンテナを作る時は、-v どこにマウントさせるか を指定して起動します。ホスト側のフォルダをコンテナにマウントする時と同じ-vオプションなので注意しましょう。例として/opt/dataにマウントさせるデータボリュームコンテナを作ってみます。名前もつけておきます。

$ docker run -v /opt/data --name my_volume busybox

このようにして作ったデータボリュームコンテナはすぐ停止状態になります。データ置き場として使うコンテナは起動状態である必要はありません(停止しているからといって間違って消したりしないように。。。)。

データボリュームコンテナは特殊なコンテナで、commitしても保存したデータは含まれません。バックアップをとりたい場合はこちらを見てください。

一覧に戻る