RxJavaのObservable / Single / Completable
最終更新日:2017-02-26
Observable
RxJavaの最重要人物がObservable
です。Observableとは「観察可能なもの」という意味です。次の図のように、データを出す箱のようなものというです。
Observableは次のような性質があります。
- データを非同期で出力する
- 一度に複数個データを出力する
- データを出し終えたら完了を通知する
Single
Observable
はデータをいくつか出力する箱でした。しかしObservable
の中にはデータを1つだけ出力するものもあるでしょう。この時役立つのがSingle
です。Single
は基本的な役割はObservable
と同じですが、データを1つしか出力しないという性質を持ちます。「APIコールして結果を1つだけ出力する」みたいなときに便利です。
Completable
データの更新API呼び出しなど、そもそも結果となるデータのない処理もあるでしょう。その時に役立つのがCompletable
です。データは1つも出力せず、完了したことだけを通知するObservable
です。
このページのまとめ
Observable
が基本となるものです。用途に応じてSingle
やCompletable
を用いることで、コードをシンプルにすることができます。